2017年12月15日

太鼓の達人





久しぶりの太鼓の達人。

最近、とんとこで太鼓を少しずつたたいている娘のさくです。


かつひと






Posted by 和太鼓集団鼓鐵 at 22:37 Comments(0)

2017年12月15日

送りバントの心





「送りバントの心」というお話です。


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かつて阪神タイガースの監督をしていた吉田義男さんが、阪神の監督を退任後、フランスに渡って、フランスのナショナルチームを七年間指導されたことがありました。


吉田さんが任期を終えて帰国なさった時に、「フランス人に野球を教える上で何が一番難しかったですか」という質問を受けて、彼は意外にも「送りバント」と答えています。


「送りバントを教えるのに三年かかりました」とおっしゃったのですが、送りバントが技術的に難しいわけではないと思うのです。


フランス人は、「自分がアウトになるのがわかっていて、なぜバントをするのですか?」と訊いてくる。


つまり、「自分はアウトになるけれども、走者を生かす」という、送りバントの発想を持つことができないのですね。


「送りバント」という発想の根底には、日本人独特の死生観があるのではないでしょうか。


西洋の権力者が不老不死の薬を求めたという話を、私は何度か聞いたことがありますが、日本人が不老不死の薬を求めたという話は、聞いたことがありません。


人間であれば、誰もが「永遠」に憧れるものだと思いますが、その「永遠」の概念が、西洋と日本とでは違うのです。


目に見える肉体を長く保つことで、「永遠」を手に入れようとした西洋人。


それに対し、日本人は、「肉体には限りがある。でも、自分の思いを受け継いでくれる人がいたら、自分の命は永遠である」と信じてきたのではないでしょうか。


だから日本人は、自分は死んでも周りの人を生かすことによって、永遠の命を得ると考え、そういう生き方を大切にしてきたように感じます。


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幸せの神様に愛される生き方

白駒妃登美 著


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かつひとです。

自分よりチームを優先する。

自分がアウトになってもチームが勝てばいい。

このように考えるのは日本人の国民性ですね。

オリンピックでも個人種目より、団体競技になったときに個々の能力を超えて、結果を出すのが日本。

日本は団体競技に強い。

チームや仲間に対する貢献を優先するからでしょうね。


ギターやピアノは個人で演奏する楽器として成立します。

バンドでやらなくても一人でギターをひいても成立します。やりはじめた人でもね。

でも和太鼓は一人では成立しない。プロの演奏は置いといて。

和太鼓はみんなでやると素人でもそれなりになる。

一人一人の力が微力でも、そこそこ楽しめる。

日本人の送りバントの精神は和太鼓にも通じているのかもね。

そんな鼓鐵であろう。















Posted by 和太鼓集団鼓鐵 at 12:30 Comments(0)
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