2019年11月11日
禍と福

禍や福のよる所、
福や禍の伏する所。
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【解説】
「禍や福のよる所、
福や禍の伏する所」
の二句は、独立してとくによく後世引かれます。
『列子』に塞翁の馬の寓話があります。
国境あたりに住んでいるおじいさんが、一頭の馬を失くした。
近所の人が悔やみをいうと、
「この禍が福にならんとはかぎらん」
と平然としていた。
しばらくすると、逃げたと思った馬、どうやらさかりがついていたらしい。
別の馬を一頭連れて帰ってきた。
この馬が名馬だった。みんなが祝いをいうと、
「いやこの福がいつまで続くかわからない」
といった。息子がその名馬にまたがって得意になって乗っていたら転げ落ちて腕を折った。
近所の人が悔やみをいうと、
「この禍が福にならんとはかぎらん」
という。またたく間に戦争が起こって、村中の若者が全部戦死して、その腕を折った息子だけが生き残った。
この寓話のいいたいことは、禍と福がお互いに寄りかかっているということです。
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何が禍で何が福かは背中合わせなところがありますね。
短期的にみたら福と思っても、長期的にみたら禍が残るようなことも。
よくできた寓話ですね。
鼓鐵でも
長期的
多角的
本質的
に物事を考えることがあります。
短絡的に判断すると間違えることがありますからね。
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和太鼓集団鼓鐵
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12:43
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2019年11月11日
後ろの幕と
2019年11月11日
少しずつでも

先週木曜日は印岐志呂太鼓の練習日でした。
今月追加で17日に出演が入ったので、それに出る上の学年の子供たちだけの練習です。
やりなれた曲を二曲演奏するのですが、練習のたび注文を出します。
よくはなってますが、もっとよくしよう!
僕が行くたびに少しずつでもよくなるようにしないとね。
今回は出演に出れない子もいるので、その穴埋めも考えました。
事前にわかっていたら手を打てる。
少ないながらにそれに対応すればいいだけ。
こういう経験も活かされますからね。
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和太鼓集団鼓鐵
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12:40
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2019年11月11日
まずは練習が楽しいこと
2019年11月11日
教えたってできない。

教えてくれなきゃできないと言ってる人間には、
教えたってできない。
by 一龍斎貞水(講談師・人間国宝)
成長する人の方法は様々です。
共通した絶対成長する方法はなさそう。
この人は、このやり方で成長したから、そのやり方が合っていても、
あの人にはそのやり方では合わないから上手くいかない。
ということがあるので、
成長する共通点は様々かもしれません。
が、
成長しない人の共通点はありそう。
それが上記の言葉。
教えてくれなきゃできないと言ってる人間には、教えたってできない。
これは共通点のような気がします。
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和太鼓集団鼓鐵
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12:10
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