2020年07月23日
真に独創的な人物とは

何か奇抜なことをして衆目を集めるのが独創的な人物ではない。
それは単なる目立ちたがり屋だ。
たとえば、独創的な人間の特徴の一つは、すでにみんなの目の前にあるのにまだ気づかれておらず名前さえ持たないものを見る視力を持ち、さらにそれに名称を新しく与えることができる、ということだ。
名称が与えられて初めて、それが実際に存在していることに人間は気づくものなのだ。
そうして、世界の新しい一部分が誕生してくる。
by ニーチェ
詩人のシェリーは
詩人とは「目に見えないものの使者」と言ったとか。
なんかカッコいいね!
スティーブ・ジョブズは
「世の中の人はそれを製品として発売されるまで、自分が何を欲しいかわかってない」と言ったとか。
いくらマーケティングをしても、そこから新しいものは生まれない。
すでにあるものに
新しい価値を与えることも発明です。
和太鼓、昔からあります。
神社にあったり、戦で合図に使ったり。
でも、この和太鼓を和太鼓のみでつくる舞台音楽、和太鼓芸能に昇華されたのは
たかが50年ほど前。
田耕氏による「鬼太鼓座」からではないでしょうか。
そうおもうと、ロックやポップスよりも新しい音楽形態といえます。
これも新価値創造。
独創的な発想の賜物。
さて、この先、どこにいくのでしょう。
Posted by
和太鼓集団鼓鐵
at
16:50
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