2018年06月23日
控え室にて

叶匠壽庵の控え室にて
鼓鐵メンバーで俳句を作ったりして楽しんでいました。
十七音に要約した文学的芸術作品の俳句
うまくできるもんじゃないですね。
裏を見せ
表を見せて
散るもみじ
散る桜
残る桜も
散る桜
良寛
良寛さんのこのふたつの作品
簡単明瞭な言葉をつかいながら絶対凡人がたどり着かない。
裏を見せ
表を見せる
裏から始まることで読み手は回転する紅葉の映像がでます。
普通は表も裏も見せて
なんていい勝ちですが。
散る桜
残る桜も
散る桜
同じ言葉をリフレインしながらも
桜の美しさをあらわし
桜の儚さもあらわす
美しいから儚いのか
儚いから美しいのか
もう無敵の境地ですね。
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和太鼓集団鼓鐵
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19:25
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2018年06月23日
名代おめん
哲学の道を歩いて少し脇道を下る
どちらかというと脇道の方が大通りにつながるのですが
名代おめん
美味しいうどんでした。
季節の野菜とアボカド
薬味も美味しかったです。
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和太鼓集団鼓鐵
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11:24
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2018年06月23日
東行?
何事の
おわしますかは
知らねども
ただかたじけなさに
涙こぼるる
西行
伊勢神宮にて西行が書いた歌です。
たしかに伊勢神宮には神々しい空気、雰囲気がありますね。
ところで西行だけでなく東行もいたのはご存知でした?
西に対して東?
東行を名乗ったのは幕末の志士、高杉晋作です。
高杉晋作は西行が好きだったみたく、極楽浄土を目指した西行に対して自分は山口の萩から東京を目指す(このときは江戸ですが)東に向かうから東行と名乗ったとか。
知りませんでした。
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和太鼓集団鼓鐵
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09:45
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