2014年11月11日

偉大なるマンネリ?

かつひとです。

昨日は本番までの時間、待機すること二時間ありました。

楽器搬入してから式典が始まり鼓鐵の出番はラスト。控え室で二時間待つことになりました。

純詩は控え室に着くなりおもむろにカバンから尺八を出しました。

尺八の練習です。

ちょっとでも時間を見つけては練習。真面目でしょ。

練習はじめるとすぐに式典が始まったので練習ストップ。

意外にも尺八の音が響くので式典のジャマになってはいけません。

尺八を諦めて来月に迫ったコンサートについて内容をかためるミーティングがスタート。真面目なチームでしょ。

二時間の待ち時間があっという間に過ぎました。

昨日の演奏は春祭・彩と春雷からスタート。

鼓鐵の定番曲から始まりました。

この二曲は初演から来年で10年をむかえます。

気がつけば長く演奏してきたことになります。

第三期鼓鐵がこの二曲から始まったような位置付けの曲です。

そしてこの10年いろんな場所で演奏してきました。

鼓鐵のテッパン曲という印象を持っている方もおられる。

テッパンというものは俗に言うと

偉大なるマンネリ

マンネリであるが、繰り返し感動を与えるから、偉大なるマンネリ

代表例は吉本新喜劇だろう

おなじみの芸人がいつものギャグを言う

毎回同じギャグなのに爆笑になる。

そのギャグを待っている聴衆は笑う準備が出来ている。

演者も客もがマンネリ化している。

でもそれがいい。
それでいい。
そうでないとだめ。

テッパン曲になるというのは偉大なるマンネリであるのだろうね。


住する所なきを、まず花と知るべし

とは世阿弥の言葉。

要は芸の停滞を恐れたえず変化、成長を目指せということだろう

とどまることは即ち衰退である。

偉大なるマンネリと揶揄されることがあっても停滞してはいけない。

僕らの演奏は生。ライヴであるからその都度その場所で舞台の花でなければならない。

いいコンサートを作りますね。

12月13日安曇川お楽しみに!



Posted by 和太鼓集団鼓鐵 at 21:17 Comments(2)
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