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2014年11月20日

ストーリー性


アートショップpippiさんの作品です。

この絵の背景にもストーリーがあります。

右側に雪男のイエティがいます。

どうやら山の雲海があり高い場所で木が倒れ橋のように横たわっている。

子犬が花を取りにいこうとしてイエティが心配そうに見ています。

ストーリーの背景は、
イエティはいつか自分の素敵な彼女が出来たときに綺麗な花をプレゼントしようとしていた。

いつもいつも綺麗な花を探していた。

ある時仲良くなった子犬がそのことを知っていたので、綺麗な花を見つけたとたん子犬は自分が取ってあげようと危険を省みず取りにいこうとした 。

イエティは子犬が落ちてしまうのではないかとオロオロしながら心配しています。

その瞬間の絵です。



かつひとです。

どんな絵画にも描くにあたり作者の思惑と背景があると思います。

この絵がいいなあ〜、と思ったのにはやはり作者の細やかなストーリー性が織り込まれていたからでしょう。

ストーリーなしに描いた絵とストーリーを思いながら描いた絵には伝わってくるものが変わってきます。

説明されなくてもストーリーのある作品には、ストーリーのないものに比べてどことなく作品が醸し出すものがあるのでしょう。

和太鼓はドンと単音しか出ない楽器です。

作曲者のイメージや描きたいものがより具体的なストーリーを持っていたり世界観を持っているかで伝わるものが変わるでしょう。

そうでなければ単なるリズムの組み合わせになってしまう。それが決して悪いとは思わない。それが心地よい場合もある。また一打一打に意味を持たないといけないとは思わない。

ただ曲というものは全体で表現するものがあり曲名がついている。

そこから逸脱しない演奏を心掛け、また自分が叩くことで演者側からも曲に付加価値をつけていきたいと思います。





Posted by 和太鼓集団鼓鐵 at 23:16 │Comments(0)
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