2013年04月25日
汗が違う。
かつひとです。
はやいもので4月も下旬、新年度が始まって1ヶ月がたとうとしています。
草津の和太鼓教室は今年で5年目がスタートです。いつの間にか長くなりました。
和太鼓サークルとんとこは夏で7年目になります。
どちらもご愛顧いただき感謝です。
こないだ草津子供教室では5月3日の出演にむけて熱の入った指導になりました。
練習していたのは半年前からやっている三宅太鼓という演目です。
自分が作った曲なら、まぁ楽しんでたたいてくれたらいいかな と技術的なことに妥協することがあります。
ですが、三宅太鼓は古くから三宅島に伝わる伝統曲です。お借りするのにあまりに不細工ではと力が入りました。
中腰の横打ちなので姿勢をかっこよくするだけで足腰にきます。
打ち込みの曲でもあり力いっぱい打ち抜く。
見た目だけで出来ている子と出来ていない子の違いは歴然です。(和太鼓を知らない人でもその違いは気づくレベルです)
一曲とおした後、出来ている子と出来ていない子では汗をかく量が全然違います。
姿勢、腕の振り、打ち込みが出来ていない子は一曲とおした後、涼しい顔をしています。
出来ている子は顔中汗だらけです。
「見られることでなりたつ芸はやっている本人がしんどく感じる程度でちょうどいい。」とは林英哲さんの言葉。
鼓鐵でも体力的消耗の激しい曲がいくつかあります。
全然出来てない人はそれこそ何回でも出来ますが、それなりに出来ている人は「もう一回やろっ?」と言われると「えっ?!マジ?」と正直な反応がかえってきます。まぁそれでもやりますが。
僕なんかはヴァージンビートやイグアス、松風は一曲入魂してるので、もう一回のリクエストは無理です。
まずったところやテンポが乱れたところの部分練習はしても、意味のない繰り返しは何も産まない。
終わったとたんにもう一回できるのは、それだけ何も出来てないということ。
ここでも汗が違います。
Posted by
和太鼓集団鼓鐵
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10:41
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