2013年02月22日
もうすぐ卒業

凱斗です。
今日は谷川俊太郎さんの詩『卒業』を紹介します。
ひろげたままじゃ持ちにくいから
きみはそれをまるめてしまう
まるめただけじゃつまらないから
きみはそれをのぞいてみる
小さな丸い穴のむこう
笑っているいじめっ子
知らんかおの女の子
光っている先生のはげあたま
まわっている春の太陽
そしてそれらのもっとむこう
きみは見る
星雲のようにこんとんとして
しかもまぶしいもの
教科書には決してのっていず
蛍の光で照らしても
窓の雪ですかしてみても
正体をあらわさない
そのくせきみをどこまでも
いざなうもの
卒業証書の望遠鏡でのぞく
きみの未来
いや、いい詩ですね。谷川さんはこの詩を18歳で書いたそうです。
僕も3月1日(金)に京都橘高校を卒業をします。
早かった3年間、やっぱりまだ卒業したくないです。
涙じゃなくて笑顔で卒業したいです。
Posted by
和太鼓集団鼓鐵
at
20:09
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