2023年08月30日
「道」



「道」というものを考える。
日本には「道」のつくものがありますね。
芸事、武道に道があります。
茶道
華道
柔道
剣道
弓道
などなど伝統的なものがあります。
でも、「太鼓道」というのは聞かないなぁ
あるのかも知れませんが。
いや、あってもいいとは思うのですが。
伝統的な太鼓に土着の太鼓、それらはあっても
流派として、道としての確立はないのでしょうか。
鼓鐵には「太鼓道」はありません。
それらしくまとめた作法もありません。
「道」とは精神真髄。
「心」があり、それを「技」として、「体」であらわす。
俗に言う
「心技体」
茶道もお茶を飲む。という行為に作法、所作、様式美を確立し、世界観に発展させ修養の稽古となっています。
倣って、和太鼓も近づけるのではないか。
とんとこの練習でも所作について話すことがあったり、練習はじめには心得の唱和があります。
これをルーティンでやっているのは、どこか道を求めてのことでもあると感じます。
おおげさに「太鼓道」を作るわけではありません。
「太鼓道」、つまり「道」という観点からとんとこの練習や本番にむかう姿勢、精神真髄を見つめ直そうと思います。
何事も30年やれば歴史になると言われます。
とんとこはあと2年で30年です。
知らず知らず見えだした「道」を言語化して、それをもとにさらなる成長を求めてみようと思います。
Posted by
和太鼓集団鼓鐵
at
12:17
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