2023年08月03日
ネガティブをポジティブに変える

まずは、下の文を読んで下さい。
遺伝子学者村上和雄さん、数年前に亡くなられましたが、ノーベル賞に近い学者と言われていました。
筑波大学名誉教授、村上和雄さんの言葉より
チベットのダライ・ラマ法王は五十年もの間、中国から迫害を受けています。
その中国に対して、彼は「我が先生です」と言っています。
これはなかなかすごい言葉ですね。
自分を迫害する人を師だというわけですから。
でも、それが彼の本音だと私は感じました。
あの弾圧がなければ、ダライ・ラマは単なるチベットの法王であり、チベットの国王にすぎなかった。
しかし、弾圧されたことによって彼は世界に出ました。
おそらく平和の問題を、民族を超えて、宗教を超えて語れるのは、彼しかないと思います。
ニューヨークに行きますと、セントラルパークに何万人という人が彼のメッセージを聞くために集まります。
そういう人になれたのは、厳しい弾圧があったからなんですね。
彼の言葉を聞いて、私の理論が少し変形されました。
私はストレスをネガティブ・ストレスとポジティブ・ストレスの二つに分けて考えておりました。
ネガティブなストレスは、ネガティブな遺伝子のスイッチをオンにし、ポジティブなストレスは、ポジティブな遺伝子のスイッチをオンにする、と考えていたんです。
しかしダライ・ラマを見ていると、厳しい弾圧というネガティブなストレスが、彼のポジティブ遺伝子のスイッチをオンにしているんです。
彼が世界的な宗教家になれたのは、厳しい弾圧のおかげなんです。
by 村上和雄
逆境があるから
それに立ち向かい
超えたときに、またひとつ成長している。
「兆し」という字
しんにょうを付けると
「逃げる」になる
でも、てへんを付けると
「挑む」になる。
壁があるから成長する。
ネガティブな兆しに
逃げるか、挑むか。
ネガティブをポジティブに変えていきたい。
Posted by
和太鼓集団鼓鐵
at
11:59
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