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2021年12月02日

淡味





『千利休は、この四杯目以降のお茶、甘味もなく、渋みもなく、苦みもない、かすかに色が付いているだけの茶の味を、「淡味(たんみ)」と呼びました。

「淡々と」の「淡」です。

淡々とは、“水が静かに揺れ動く”という意味で、静かに安定している状態です。

この淡味は、ただのお湯、白湯(さゆ)に近い状態です。

利休は、「この淡味のよさがわからない限り、お茶は永久に理解ができない」と言っています。

利休は、出がらしのお茶のおいしさがわかるようになれと言った。

じつはこの出がらしのお茶のおいしさとは、「感謝」です。

茶道はお茶をいかにおいしく淹れるか、いかにおいしく味わうかの道ですが、それを甘い、渋いと言っている間は、まだ本質がわからない。

淡味のお茶をいかに味わえるか、それをどう喜びとすることができるか、つまり感謝することができるか。

そこで、本当のおもしろさがわかる。』



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「淡味」

和太鼓はドンとなる楽器でドレミファソラシドの音階はありません。

淡味といえば淡味です。

そこを深く

より深く

掘り下げて演奏できればと願います。



Posted by 和太鼓集団鼓鐵 at 12:07 │Comments(0)
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