2020年06月29日
力を入れすぎない

自分の力の四分の三ほどの力で、作品なり仕事なりを完成させるくらいがちょうどいいものが出来上がる。
全力量を用い精魂を傾けて仕上げたものは、なんとも重苦しい印象があり、緊張を強いるものだからだ。
それは一種の不快さと濁った興奮を与えることをまぬかれない。しかも、たずさわった人間の臭みというものがどこかついてまわる。
しかし、四分の三程度の力で仕上げたものは、どこか大らかな余裕といったものを感じさせる、ゆったりとした作品になる。
それは、一種の安心と健やかさを与える快適な印象を与える作品だ。つまり、多くの人に受け入れやすいものが出来上がるのだ。
by ニーチェ
これ、分かります。
たぶん皆さんも共感できる方が多いと思います。
全力を出すことは大事ですが、
少しだけ力を抜いてみる。
そうした方が案外、いいものになったり。
ただ、抜くところを間違えるといけないので、
その見極め。
大事ですね。
Posted by
和太鼓集団鼓鐵
at
12:36
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