2019年12月27日
お遊戯なのか演奏か

微妙なライン。
これは、お遊戯なのか演奏か。
というライン。
それを判断するのは見ている人。
数年前に「おうみたから 秋月」という曲を作ったときもこの線引きの危うさに気づきました。
うちわ太鼓やパーランクーを手に持って、真ん中の締太鼓の周りを円になって子供たちが回りながら演奏する。
一見すると可愛らしいお遊戯。幼稚園とかの。
それをホールで人前でするのに、お遊戯ではなく演奏として見てもらうには、どんな工夫が必要か。
数年前も悩みました。
そして今回の「おうみたから 晩鐘」。
この危ういラインに見る側がどちらの線引きをするか。
曲の着想はいい。←自分で言うなよ!
ではこのシュールな世界観を伝えるには?
今のところ外れてはいないと思う。
演奏を繰り返しながら気づきたい。あともう一歩がほしい。
Posted by
和太鼓集団鼓鐵
at
12:16
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