2019年09月06日
鈍刀(どんとう)を磨く

坂村真民 詩
「鈍刀を磨く」
鈍刀をいくら磨いても
無駄なことだというが
何もそんなことばに
耳を借す必要はない
せっせと磨くのだ
刀は光らないかも知れないが
磨く本人が変わってくる
つまり刀がすまぬすまぬと言いながら
磨く本人を
光るものにしてくれるのだ
そこが甚深微妙(じんじんみみょう)の世界だ
だからせっせと磨くのだ
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和太鼓とんとこの心得は
技をみがいて
心をみがく
心をみがいて
世の中をみがく
太鼓の練習を通して
心をみがくこと。
そして心をみがくことによって
世間に必要な存在になること。
お間違いなく、鼓鐵ではなく、とんとこの心得ね。
やはり、楽に、ただ楽しいだけで上を目指さない、
つまり技をみがかない
これでは心は磨かれませんね。
障害児者であっても出演やコンサートに向かって
一生懸命、技を磨くから心も育つ。
決して楽からは心は磨かれない。
楽と楽しいは違いますしね。
ですね。
Posted by
和太鼓集団鼓鐵
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12:56
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