2018年09月11日
建部太鼓の作曲秘話
鼓鐵、デビュー曲(プロでないのにデビューという言葉がふさわしいのかは別として)を作曲して下さった河合登良男先生が7月15日の鼓鐵30周年懇親会にお越しくださいました。
その時にデビュー曲、建部太鼓(のちに諸事情により建部の固有名詞を使わないようにするため、夕照に改名)
(夕照←せきしょうと読みます)
河合先生に作曲の原点をお聞きしました。
もともと河合先生は瀬田の地元の人ではありません。
ですので、建部大社もご存知でない。
そこでイメージだけで曲を作ることになるのですが、
建部大社の御祭神は倭建命
倭建命(ヤマトタケルノミコト)
では、ヤマトタケルをモチーフに作ってみよう!
ヤマトタケルノミコトはオロチを退治した神話があり、そこが河合先生には桃太郎の鬼退治とイメージがつながり、
子供たちがたたくなら桃太郎が鬼ヶ島に向かって歩いていく雰囲気で曲を作ってみようと思い立った。
ヤマトタケルノミコトが桃太郎。
もしかしたら桃太郎のモデルはヤマトタケルだったのでは、そんな仮説も立てながら曲を作ったと。
ゆかりのない所からの作曲依頼に一つのヒントから曲を紡ぎ出す。
僕らは当時知らずにたたいていたものの今、言われてみれば、分かります。
29年たって明かされた作曲秘話でした。
初期メンバーも興味津々のお話でした。
僕がここで書くと上手く伝わらないでしょうが(T^T)
Posted by
和太鼓集団鼓鐵
at
18:27
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