2014年12月12日
練習の濃度について
かつひとです。
明日は安曇川でコンサート。ぜひ来てください。
ここ数ヶ月、このコンサートにむけて練習してきました。
練習の仕方には色々な方法があるのですが、今回思ったのは、
曲には二通りの練習方法に分けられると感じました。
これは僕の所見なので他の人には当てはまらないかもしれません。
演目によって練習すればするほど曲の世界観を追究し、曲のコア(核)に迫った表現にたどり着くもの。
もう一つは、練習回数をある程度にとどめておく演目。
練習しすぎて形が固まってしまうより、ある程度の練習にとどめて、新鮮な感覚を残し舞台に出る方がいい曲目。
大事なのはその見極め。
自分が本番のゴールに向かって表現のコンディションを高めていくか、保っていくか
ただまったく一人のソロ曲なら練習を自分だけで調整できるが、チームでやる以上、メンバーのことも考えないといけません。
集団行動である演奏の一番ベストを考え、また自分個人の士気を高める練習。
木にたとえると、木全体のバランスを見て、
枝葉の一本も見る。
メンバーとの演奏を木全体で考え、
自分の演奏は枝葉の部分として見る。
木だけの全体を見るばかりでは、お客さんによく見ると一本一本の枝はきれいじゃないね!と思われる。
逆もしかり、枝葉が目立っても全体のバランスがよくないと浮いて見える。
調和を取りつつ自分のレベルをあげていく。
やればやるほど見えてくる演目。
やりすぎると鮮度がなくなる演目。
そんなことに気づいた練習期間でした。
では、コンサートで会いましょう。
僕も楽しみます!
Posted by
和太鼓集団鼓鐵
at
21:13
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