2014年01月07日
新曲 鏡花水月

かつひとです。
元旦の西武百貨店で新曲の鏡花水月(きょうかすいげつ)を初披露しました。
純詩作曲の四文字熟語のタイトルがついた曲です。
鏡にうつる花
水にうつる月
鏡と水に花と月はありません。
そこに実体はない。
鼓鐵がたたく和太鼓の音は形として見えませんが、演奏を聞いてくれる人が同じような印象を持ってもらえたら、演奏する側として表現出来ているのでしょう。
人それぞれ感じ方は様々ですが、似通った風景や絵を描けるようになりたいですね。
鼓鐵がこの曲は色でたとえると赤色と想定してたとする。
実際その曲を聴いた人に色でたとえてもらうと青色だった。
その場合、演奏で情感を伝えられていない。
簡単なことではありませんが、それを突き詰めていく楽しさも演奏の醍醐味です。
take it easy (気楽にいこう)というタイトルがついているのに
演奏を聴いた人が重っくるしい印象をもったら、間違いなく失敗ですね。
タイトルと演奏がリンクしなさすぎると、演奏する側が自分本位に走りすぎてしまっているのかも…
まぁ、色々書きましたが、つかみどころのないのが今回の新曲、鏡花水月です。
お客さんが鏡、水であれば、
どんな花や月を反映できるのか…
元旦の演奏では新曲をかける鼓鐵に少しの緊張がありましたが、お客さんにはいい評価をもらいました。
好発進といえるかな?
色んな所でこの曲を演奏し育てていきたいです。
今までとちょっと違う鼓鐵のレパートリーかもしれません。
写真ではロフトが背景にあるのもちょっと面白いです。
ご存知ない方もおられるかもしれませんが、純の髪の色はオレンジになっています。
ロフトの壁の色とかぶってる?
Posted by
和太鼓集団鼓鐵
at
21:01
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