2024年09月11日
兵法の陣形を取り入れる
むかしの戦いの兵法における陣形がいくつかあります。
兵法といえば中国。
日本の戦国時代の戦いにおいても中国古来の兵法に学んだものが多い。
その兵法の陣の敷き方、攻め方に和太鼓も倣う。
どういうことかというと
太鼓の配置を戦いの陣形に似せる。
詳しくは調べてもらうのが早いのですが
太鼓で利用するのに
「鶴翼の陣」
「魚鱗の陣」
からヒントをもらった配置にする。
これは純が以前に言っていたことで、もともと鼓鐵でもそうとは知らずに応用していたのですが、改めて理解を深めた。
そしてこないだの練習ではヒデさんが「鶴翼の陣」で「愉快活発」の配置をしてほしいという。
少人数での演奏なので、たいそうに陣形を作るわけではありませんが
その要素を取り入れることによって表現したいことがより伝わるのなら、使わない手はありません。
「鶴翼の陣」は明るく楽しい曲、盛り上がる曲にステージを大きく使えると効果があります。
「魚鱗の陣」は激しく畳み掛けるような曲で印象が増します。
相反するような印象を持つ二つの配置形態です。
使い方で演奏の見栄えが変わる。
ということで兵法の陣形になぞって太鼓の配置を考えた話でした。
Posted by
和太鼓集団鼓鐵
at
18:30
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