2024年06月21日
聖なる道

お釈迦さまの第一の尊者と言われた、アーナンダはあるときお釈迦さまにこう言ったそうです。
「お師匠さま、今日、私はあることで突然、頭の中に閃(ひらめ)きが生じました。
私たちは《聖なる道》というのを追い求めているわけですが、もしかしたら、よき友を得るということは《聖なる道》の半ばを手に入れたと言っていいのではないでしょうか」
《聖なる道》というのは、自分の中に悩み、苦しみ、煩悩がなくて、いつも幸せで楽しくて執着がない状態です。
すると釈迦は「アーナンダよ、“良き友”を得られたら、その《聖なる道》の半ばを手に入れたということではない」と言ったんです。
釈迦は言葉を続けて「アーナンダよ、良き友を得ることは《聖なる道》の半ばではなく《聖なる道》のすべてを手に入れることである」。
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こういうエピソードを知るたび、考えさせられる。
勉強になります。
そして、自分を省みることになります。
いままでの35年とこれからに思いを馳せることになります。
Posted by
和太鼓集団鼓鐵
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13:38
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