2020年05月02日
淡味

新しい茶葉に60℃度のぬるいお湯を注いで出すとお茶は甘くなります。
次に、70℃度のお湯を注ぐと渋みになります。
さらに温度を上げて80℃のお湯で3杯目を出すと、
苦みのあるお茶になります。
そして、90℃以上のアツアツで4杯目を出すと、
甘みも渋みも苦みもないお茶がでます。これが「出がらし」というものです。
茶道の千利休は、この4杯目以降の、甘みも、渋みも、苦みもない、
出がらしのお茶の味を「淡味(たんみ)」と呼びました。
そしてこう言っています。
「この淡味のよさがわからない限り、お茶は永久に理解できない」
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淡味。
お茶だけでなく
人間の成長にも当てはまりますね。
和太鼓の演奏も
淡味に至るように。
Posted by
和太鼓集団鼓鐵
at
14:02
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