ファンタジスタの由縁( ゆえん)
リーダーに持っていてほしい能力があります。
それは、夢を描く能力です。
チームがその夢を共有し、夢の達成を考えるとワクワクしてくるような夢を語れること。
鼓鐵でその役割を果たしてくれているのは純詩です。
そして、その夢を一番に具現化しているのが春菜です。
鼓鐵の曲作り、ステージ作りに関して春菜が出す音から派生して形作られているものもあります。
僕が春菜にこうゆうふうにしてほしい、と求めると
僕の期待以上のものを返してきてくれます。
相手が期待した以上のものを返すと感動になります。
人は相手に求めたものをそのとおりに返してこられたら、それは満足になります。
逆に求めたもの以下なら不満を覚えます。
期待以上のものを返すと感動を相手に与え、それが繰り返されると感激になります。
まぁ、こう書いたからって春菜がプレッシャーに感じないでね(^^ゞ
常に期待以上のものを返してくれる春菜です。
つまり、人が描いた夢をさらに大きく広げそこに色を添えてくれます。
僕が描いてきた曲はモノクロだったのにそれをカラフルに色付けし、曲の世界観を広げてくれます。
純詩は具体的に意見やアドバイスをくれ、それによって曲が完成をみますが、春菜はさりげなく自分の演奏で、自分が出す音で、それを実行してくれます。
僕が大げさに言っているのではなく、春菜を鼓鐵のファンタジスタというのはそういう由縁です。
writer 愛美勝仁