自分を変えるためには

和太鼓集団鼓鐵

2010年12月26日 21:18



ヒデです。

鼓鐵に入団して一年が経ちました。

私は高校、大学と陸上部でしたが、練習しても練習しても思うように記録が伸びず、全く楽しいと感じることなく、ただ悔しさだけで続けていました。

そして陸上部を引退したのをきっかけに、薄々と魅力を感じていた和太鼓が無性にやりたくなりました。

和太鼓ならすっかり全てに対して自信をなくした自分を変えてくれると希望をもって。

そして、大学4回生から大学院2回生までの3年間、他チームで和太鼓をし、その後就職して東京で、また別のチームで1年間和太鼓を続けていました。

そして昨年の11月に滋賀で仕事をすることになり、鼓鐵を訪問。

当時私はこれまで和太鼓を4年してきたにも関わらず、まだまだ足りないものがたくさんあり、せっかく希望をもって始めた和太鼓が、このままでは結局、陸上部のときと同じになってしまうと少し危機感を感じていました。

そんな中、鼓鐵を初めて見学させてもらったとき、まだ自分ができていないこと、また、まだやったこともないことを難なくこなすメンバーに強い衝撃を受けました。

このチームなら自分を変えられると。

しかし衝撃があまりにも強すぎた。

チームのレベルの高さに。

いきなり熱湯風呂に入ったような状況だった。

あまりにも自分が出来なさすぎて、自信をなくす一方だった。

しかしどんなことでも何かを変えるには相当なエネルギーが必要。

これを乗り越えなければ何も変わらない。

逆に何かを変えたいのであれば、これぐらいの壁は必要だと自分に言い聞かせながら、一年が過ぎました。

今思うと本当に鼓鐵に入団して、いや、こんな自分を鼓鐵に入団させて頂いて本当に有り難く思います。

ピンチはチャンス。

いつも練習後カツさんが紹介して下さる話に出てきたこの言葉が私の心の中に一番残っています。

来年は色々な壁を乗り越えて、もっともっとワクワクするぞ!!