目よりも心で接する

和太鼓集団鼓鐵

2024年08月01日 12:08





すべての文明、あるいは国の中で、日本だけは、目よりも心で接することによって理解できる国である

by ピーター・ドラッカー




経営学の父といわれるドラッカーの言葉です。

外国の方にこのように言われると嬉しいですね。

日本人の感受性が諸外国の人にも伝わっているようで、

まあ、それが良かれ悪しかれあるのかもしれませんが。

反面、日本人は自己主張が下手と以前より言われることがありますが、

それも言葉にしない奥ゆかしさと良い部分として捉えるのか。

いずれにしても唯物論のみに傾かない日本人の

「目よりも心で接することで理解できる国」

なのかもしれませんね。


おおげさに形而上学的なことでなくても

目には見えないけれど、存在するもの。

たとえば

「愛」

愛は目には見えないけれど、その行為によって存在を確かめられる。

「誠実さ」

これもそうですね。誠実は見ることはできないけれど、

人から感じる「誠実さ」は確かに感じる。


和太鼓の音

音は目にできない。見えない。

太鼓そのものや演奏している姿は見えるが、音は見えない。

見えない音だからこそ

その音に心をのせる。

「目よりも心で接することで理解できる国」

だからこそ、見えない音にしっかり心をのせて演奏したいです。