練習と本番

和太鼓集団鼓鐵

2024年05月13日 21:49





「千日の稽古を鍛という
 万日の稽古を錬という
 (鍛錬)」

by 宮本武蔵



繰り返し繰り返しやることで体得していく

自分のものになっていく




練習は本番のように
本番は練習のように


どこかで聞くような台詞ですが、ホントそうですね。

練習では本番を想定して
まるでそこに聴衆がいることを思いながら練習する。


離見の見(りけんのけん)とは世阿弥の言葉

自分が客席にいて今演じている自分を俯瞰で見る。

そう意識することで、客席側から自分がどう見えているかを考える。

それも練習で留めておきたい考えです。


そして、本番は練習のように、意識しすぎて力まないように。肩の力を抜いて。

そうです。和太鼓には「脱力」が大事。

決して筋力に頼ったパフォーマンスではない。

だから気持ちも体もリラックスできる、練習のようにどこか心に余裕をもって。


「百回の練習より
 一回の本番」
と持論をもっていますが

百回の練習も必要。


メンバーで作る本番のステージ

メンバーで作る練習の雰囲気

相乗効果で。