練習と本番
「千日の稽古を鍛という
万日の稽古を錬という
(鍛錬)」
by 宮本武蔵
繰り返し繰り返しやることで体得していく
自分のものになっていく
練習は本番のように
本番は練習のように
どこかで聞くような台詞ですが、ホントそうですね。
練習では本番を想定して
まるでそこに聴衆がいることを思いながら練習する。
離見の見(りけんのけん)とは世阿弥の言葉
自分が客席にいて今演じている自分を俯瞰で見る。
そう意識することで、客席側から自分がどう見えているかを考える。
それも練習で留めておきたい考えです。
そして、本番は練習のように、意識しすぎて力まないように。肩の力を抜いて。
そうです。和太鼓には「脱力」が大事。
決して筋力に頼ったパフォーマンスではない。
だから気持ちも体もリラックスできる、練習のようにどこか心に余裕をもって。
「百回の練習より
一回の本番」
と持論をもっていますが
百回の練習も必要。
メンバーで作る本番のステージ
メンバーで作る練習の雰囲気
相乗効果で。