失敗学
自信は、「やればできる」と自らを鼓舞することであるのに対し、
慢心は、「自分はすごいのだ」と思い込むこと。
過去の成功が未来を担保すると勘違いすることです。
by 瀧澤 中「歴史失敗学講座」より
いま、読んでいる失敗学の本です。
大変勉強になります。
成功方法や成功哲学も数多ありますが、
成功には、成功した人だけのパターンがあり、
その人がやったから成功したのであって、それを真似したところで成功するとは限らない。
もし成功本を読んで成功するならみんな成功します。
松下幸之助の本を読めば、みんなパナソニックが作れるわけじゃない。
稲盛和夫を読んでも、誰もが京セラを作れるわけじゃない。
いや、むしろ無理です。
成功本を読んでも成功しない。
勉強にはなりますよ。
参考にするのはいいと思います。
またそこから発想を飛ばして、自らに取り入れることは大事だと思います。
しかし、成功に王道の法則はなくても
失敗には法則がある。
それをすれば間違いなく失敗するよね、というものがある。
反面教師として学ぶことができる。
誰もがそれをすれば成功するという法則はないが、
誰もがそれをすれば失敗するという法則はある。
失敗学、おもしろいです。