せっせと磨くのだ

和太鼓集団鼓鐵

2019年11月25日 12:18





鈍刀をいくら磨いても
無駄なことだというが
何もそんなことばに
耳を借す必要はない
せっせと磨くのだ
刀は光らないかも知れないが
磨く本人が変わってくる
つまり刀がすまぬすまぬと言いながら
磨く本人を
光るものにしてくれるのだ
そこが甚深微妙(じんじんみみょう)の世界だ
だからせっせと磨くのだ

by 坂村真民(仏教詩人)



だから
せっせと磨くのだ。