モダンタイムスにおもう
チャップリン映画は3才から100歳まで楽しめる。
と言ったのは確か映画評論家の故淀川長治さんだったと記憶しているが、定かでない。
でも4才の娘が楽しんでいるのは紛れもない事実。
なので3才から100歳まで楽しめるというのは的を得ているかも。
映画独裁者を笑いながらみていたが、この本当の隠喩に気付いた時、彼女はどう捉えるのか?
今回はモダンタイムス。
笑いの連続でしたが、
チャップリンの伝えたいメッセージに気づく年頃になった時どう捉えるか?
簡単にいうと天才でしかない。
天才鬼才といえばチープな印象になってしまうが、作品から80年たら100年。
この年月を経ても生き残る名作。
人は二度死ぬ。
一度は肉体の死。
生命の終焉。
もう一度は、誰もその人を知らなくなった時に二度目の死をむかえる。
チャップリンは二度目の死をむかえていない。
この21世紀の時代に、4才児を笑わせ、いずれこの子の成長にあわせ感動を与える。
未来の感動も保証されている。
偉大なクリエイター
モダンタイムスを作った頃のチャップリンが今の世の中をみたらどう思うでしょうか?
文明は進化しても
人間は進化してない。
だからまたモダンタイムスを作るかも知れませんね。
かつひと