仏果を得ず

和太鼓集団鼓鐵

2014年10月15日 21:51

かつひとです。
純詩にすすめられて三浦しをんさんの「仏果を得ず」を読みました。
文楽の義太夫を主人公にした小説です。
僕は文楽はまったく分かりません。
見たこともありません。
テレビでさえ見たことのない真っ白な状況で読みました。
わからんまでも読みやすいのでストーリーが進むにつれて文楽をそこはかと知りました。
どうやら語りの大夫と三味線、それと人形でやるらしい。
ね、そこはかとなく分かったでしょ?
人形浄瑠璃というやつだ!
近松の門左衛門。
中学校以来にこの名前をきいたような?

小説を読み興味を持ったので文楽なるものを一度体験したいと思います。
滋賀は大阪が近いので大阪で見れると小説にはありました。
これはラッキー。大阪なら行きやすい。
また文楽を見に行ったらブログで報告しますね。

そういえば、大阪の橋下市長が文楽に対する助成金をストップするたらどうたらで数年前ニュースになっていたような
それに対して伝統芸能だから残さないといけない。補助金をストップするなんて駄目だ!
というような論調があったような気がします。

でも税金で守らないと継続できない人気もない芸能なら無くなっていいのでは?
伝統にあぐらをかいて守ってもらおうという浅はかな考えがおかしい。
実際文楽をやっている芸人さんはそんな弱気な発言をしてないと思うが、擁護する側のおかしな発言だと思う。
歌舞伎も裾野を広げるためにあらゆる角度でアプローチをして客寄せをしている。

税金で守らないといけない伝統芸能なんて、世間から見れば人気のないものなんだから自然淘汰されるだろう

いやいや文楽のことじゃないよ。
そんな税金で伝統を守ろうとする腰抜け論議がおかしいと言っているだけですよ。

でも、もし鼓鐵に税金をかけて守っていこうという論調があれば賛成〜
ぜひお待ちしています(^O^)